岡山大学が研修を行ないました

11月11日(土)、12日(日)に岡山大学の学生さん、約40人が白石島、北木島にて研修を行いました。
この研修は、多職種連携の観点から地域包括ケアシステムのあり方を学ぶというもので、島の中にあるものを最大限活用して運用する福祉の仕組みを現場で見て学んでもらいました。

1日目は5班に分かれて研修を行ないました。1~2班は白石島で、グループホーム「あいあい」、海社デイサービス「だんだんの家」を中心に、3~5班は北木島で、海社デイサービス「ほほえみ」、同「すみれ」、北木西公民館を中心にフィールドワークをしました。

学生さんは、利用者やスタッフ、公民館長、主事に直接質問し、積極的に島の課題や可能性について探っていました。

夜には地域のみなさんと交流会を実施。島の昔話や島のみなさんの武勇伝を興味津々で聞いていました!

二日目は1日目のフィールドワークのまとめとワークショップを行いました。1日目で見聞きした島の情報を元に、島を元気にするプロジェクトを発表してもらいました。「島の古民家を島内外のみんなで協力して改装し、カフェを作る」、「サイクリングマップを作り、定期的にサイクリングイベントを行う」など、若者らしい自由な発想がたくさん出ていました。

研修を受け入れることで、学生さんに「日本の未来の姿」である島の現状や課題を知ってもらうことができます。また、普段はいない若者が島に来ることで、島のみなさんが外に出てくるきっかけを作ることができます。これからも島民のみなさん、学生さんの双方に実りのある研修を行っていきます!