しまの宝・満開。六島の水仙は今が見頃です。

※1月13追記　1/17と1/24のツアーは定員に達し、現在キャンセル待ちとのことです。

　

笠岡諸島の有人７島で最も南に位置する六島では、今年も島内に群生する水仙が可憐な花を咲かせ、漂う甘い香りに包まれて見頃を迎えています。

 

 

　その数およそ１０万株ともいわれる六島の水仙。今や笠岡諸島の冬の名物ともなったこの風景が生まれたきっかけは、今から１５年ほど前にありました。

　島を訪れた人に水仙の花を楽しんでもらおうと、島内の有志による遊歩道の整備や、株分けした球根の植え付けなどがスタート。地元の小学生や島外からのボランティアツアーによる、球根の植え付けや草刈りなどなど、その取り組みは徐々に共感の輪を広げ、メディアにも「灯台と水仙の島」として紹介されるまでに。例年この時期には開花状況が夕方のニュースを賑わせるまでに認知されています。

　

　そのニュースの中で、水仙についてどう思うかを訊ねられた地元、六島小学校の児童は「みんなで植えた水仙がきれいに咲いた。多くの人に島の宝物を見てもらいたい」と答えています。島の宝…。自分たちが住まう地域のもの、自分や島の人が関わったものを誇りに思うというその言葉や想いこそ、そしてそう思ってくれる子どもたちが育ったということこそ、この六島の水仙の取り組みの一番の成果かもしれません。

 

　

　今月１７日と２４日には、笠岡市観光連盟が主催する六島水仙ツアーが実施されます。

ツアーでは、スイセンの花が咲くオススメスポットの案内や、六島小学校児童による歓迎、見送りなどが企画され、岡山県内で最初に設置された六島灯台限定公開(11:00～14:00)も行われます。

※六島水仙ツアーに関する詳細は、笠岡市観光連盟(0865-69-2147)までお問い合わせください。

 　

 また、六島公民館では、水仙の開花に合わせて『ふれあい喫茶』をオープン。軽食などをお楽しみいただけるとのことです。(営業時間は11:00～15:00を予定。状況などのお問い合わせは　六島公民館　0865-68-2992　までお願いします)

週末は混雑が予想されるため、ゆっくり楽しみたい方には、平日の来島がおススメです！

 

六島行きの船は、笠岡駅南の住吉港から出航です。六島では前浦港(六島には湛江港と前浦港の２つ港があります！)で降りて下さい。

船のダイヤは1日4往復あります。お勧めは以下の行程です。時間にゆとりがありますので、ゆったり島時間を過ごしていただけると思います。

 

▼笠岡住吉港8:50発→六島前浦港9:50着

…水仙の小道と灯台内部の散策→ふれあい喫茶で昼食→前浦地区～湛江地区をのんびり散策

▼六島湛江港14:25発→笠岡住吉港15:35着

 

船の運航状況は、三洋汽船住吉営業所(0865-62-2886)までお問い合わせください

 

 

ご来島くださる皆様の船の利用が、六島航路の維持にも繋がります。どうぞ六島へ足をお運びください！

 

 

 

メディアの報道の様子

○笠岡ケーブルヴィジョン　～ゆめねっと～　『水仙の花が見ごろ』

○読売オンライン　『潮風に揺れるスイセン10万本、甘く可憐に』

○山陽新聞　さんデジ　『笠岡諸島・六島でスイセン見頃』

○中国新聞アルファ　『満開のスイセン　島に見に来て』